産後ドゥーラとは

◆ドゥーラとは

日本ではまだ耳慣れない単語ですが、古いギリシャ語で「ほかの女性を助ける経験豊かな女性」という意味です。

◆一般社団法人認定 産後ドゥーラとは

出産前後のご家族のいらっしゃるご自宅に伺い、家事や育児のお手伝いはもちろん、出産後の女性の心と身体をいたわり、新しい家族のはじまりに伴走する産前産後ケアの専門家です。

出産後(特に6週間~8週間くらいまで)は、妊娠・出産による身体の変化だけでなく、ホルモンバランスも急激に変化するため、精神的にも不安定になりがちです。昼夜関係なしの2~3時間おきの授乳など、日常生活ががらっと変わる時期に、家事や育児はもちろん、赤ちゃんとの新しい生活に慣れていくお手伝いをします。

産後の女性に、とにかく身体を休め、安心して赤ちゃんのお世話に専念できる環境をつくるお手伝いをします。家事や育児はもちろん、上のお子さんの相手、緊急時や異常時には、病院や各行政機関などの必要な専門家とつなぐ役割も果たします。

また、サポートは産後直後に限りません。妊娠中も、つわりで体調が思わしくない時や、切迫早産で安静が必要な時なども、サポートいたします。そして、出産前から、一緒に産後の生活について考えさせていただくことも、大切なことだと考えています。(ドゥーラ協会)

◆産後ドゥーラになるためには

一般社団法人ドゥーラ協会が主催する「産後ドゥーラ養成講座」を受講する必要があります。
産前産後のプロである助産師を中心に、産婦人科医、看護系大学教授、管理栄養士といったプロを講師に迎え、妊娠・出産・子育てを支えるための知識を体系的に組まれたプログラムで学習します。
詳しくは、一般社団法人ドゥーラ協会のホームページをご覧ください。